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2023

陽気発処 #10 ~大阪公立大学戦~

硬式野球部マネージャーの窪島です。今週は、7月2日(土)に開催された大阪公立大学との試合の内容について掲載します!

 大阪公立大学といえば、今年の春の全日本大学野球選手権に近畿学生野球連盟代表として出場するなど、公立大学の強豪チームとして知られています。大阪公立大学(旧大阪府立大学)とは、毎年7月の頭に大学行事の関係で試合をしていて、昨年度はこちらが大阪のグラウンドで試合をさせていただきましたが、今年は東京で、午後からの試合となりました。

 そんな年に一度の貴重な機会なのですが、当日の予報は...大雨☔ 当日も降ったり止んだりの天気となり、試合の開催も危ぶまれました。しかし、なんとか雨が弱まり、試合ができることになりました✨

それでは、気になる試合内容に入っていきましょう?

 

両大学野球部、都立大応援団の方々との記念写真

 

 試合は、大阪公立大学が先攻、東京都立大学が後攻で行われました。都立大の先発は、小杉(都市基盤環境・2年)。初回、相手の2番打者と4番打者に四球を与え、2死一、二塁と早速ピンチ。しかし、5番打者を変化球で空振り三振に抑えて無失点で切り抜けます。

 

先発した小杉悠日(都市基盤環境・2年)

 

 その裏の都立大の攻撃、1番の田中(環境応用化学・2年)がセンター前ヒットで出塁すると、2番の助川(数理科学・4年)がきっちり送りバントを決めて、1死二塁とします。ここで、3番小林(経済経営・2年)に打席が回りましたが、ファーストゴロで2アウト。続く中村(理学療法・3年)もサードゴロに打ち取られ、こちらも点を奪えません。

 

 試合が動いたのは2回表。先頭打者に初球をセンターへ弾き返されて出塁を許してしまいます。続く7番打者の5球目に、一塁ランナーがスタート。さらにバッターもスイングをかけ、打球は二塁のカバーに入ろうとしていたショートの逆を突く形となり、無死一、二塁とチャンスを広げられてしまいます。さらに、8番打者には、フルカウントまでもつれながらも結果的に四球を与えてしまい、無死満塁のピンチ。ここで迎えた9番打者に、センターオーバーのタイムリー二塁打をあびて2点を先制されます。

その後、1番打者を抑えて1アウトをとるも、2番打者にスクイズを決められて、スコアは3-0となりました。

 

 初回、2回とチャンスを作りながらも点が奪えない都立大は3回裏、初回にヒットを打った田中がライト線へ二塁打を放ち、無死二塁とチャンスをつくります。1アウトをとられ、打席には3番小林。2球目を弾き返した当たりは、二遊間を抜けるヒットとなり、二塁ランナーの田中が生還して1点を返しました。

 

 4回表にピッチャーが交代し、小平(法・3年)がマウンドに上がります。しかし、1アウトをとってから、四球、デッドボール、ヒットで1死満塁のピンチを迎えると、二番打者に四球を与えて4-1。さらに、次の打者にもデッドボールを当ててしまい、5-1と点差は4点に広がりました。

 

 その裏、先頭打者の7番柊(法・4年)がデッドボールを受けて出塁すると、8番北村(法・3年)が送りバントを決め、9番吉川(放射線・2年)がレフト前ヒットで続き、1死一、三塁とします。ここで打席には、この日2安打の田中。2球目を弾き返した当たりは、レフトへのタイムリーヒットとなり、2点目。3安打の猛打賞です✨

 

この日、猛打賞の田中翔唯(環境応用化学・2年)

 

 小平は5回、6回を無失点に抑えましたが、こちらも点を奪うことができずに点差は変わらず。スコアは5-2のまま7回を迎えました。

 この回から、小森(経済経営・2年)が登板。しかし、先頭打者に四球を与えてしまいます。続く打者は三振に抑えるも、4番打者にバントを決められて2死二塁とされました。

 なんとか無失点に抑えたいところでしたが、迎えた5番打者にレフトへの二塁打をあびてしまいます。続く6番打者にもライトへ二塁打を打たれ、この回2点を失いました。

 

 その裏、先頭の助川が出塁し、1死二塁のチャンスで4番の中村が打席に入りました。1ボール2ストライクからの4球目をとらえた打球は、レフトへの大きな飛球。あわやホームランかという当たりでしたが、ポールの左に切れて、惜しくもファールとなりました。中村は続く5球目をライトへ打ち返しましたが、ライトが地面ぎりぎりのところでダイレクトキャッチ。飛び出していた二塁走者の助川は戻れず、ダブルプレーとなりました。

 

 8回のマウンドに上がったのは塚田(地理環境・1年)。さらに、キャッチャーには岡坂(経済経営・1年)が入りました。塚田は味方のエラーなどもあり、ランナーを背負いましたが、この回を無失点で切り抜けます。

 9回に登板した永谷(情報科学・2年)は、4,5,6番打者を三者凡退に抑える好投を見せました?

 

 中盤以降、ヒットが出なかった都立大は、8、9回も抑え込まれ、得点を奪うことが出きず、試合は7-2で敗れました。

 

 雨が降った直後のじめじめした天候や、準備の時間があまりとれなかったこともあり、本来のパフォーマンスからほど遠かったという選手もいたかもしれませんが、自力でコントロールできない部分に振り回されない力が必要になってくるでしょう。

 

また、今回の試合は大学行事ということもあってか、大勢の方々が応援に来てくださいました? 特に、応援歌の演奏をしてくださった管弦楽団の方々や、チアリーディング部の方々。悪天候の中の応援、本当にありがとうございました?

そして、大阪から来てくださった大阪公立大学硬式野球部の皆さまにも感謝申し上げます。今後とも、よろしくお願いいたします。

 

今回の記事は以上となります。来週は、7月8日(土)、7月9日(日)に開催される東京都国公立戦の内容について掲載する予定です。

 ちなみに、このブログも連載から2カ月が経過し、本日10回目を迎えることができました? これからも都立大野球部についての広報を進めていきたいと思います!

 

それではまた来週~

 

執筆者

東京都立大学硬式野球部

マネージャー 窪島一真(人文社会学部人間社会学科・3年)

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