11月25日(土)に、4年生の引退試合を行いました。今回、残念ながら参加が叶わなかった先輩もいらっしゃいましたが、来てくださった4選手に現役組を交えてチームをつくり、4年vs現役チームという形の試合となりました。
普段はつかないようなポジションにつき、「え、ピッチャーの方が良いのでは?」と思わせるような意外性をみせた部員もいましたが、自由な形式で実施した試合は大いに盛り上がり、7回まで試合をした結果は、4年生チームの勝利となりました?
集合写真
始球式を務めた、森田絢名MG(経済経営・4年)
この試合で登板した、普段外野手の髙野優成(電子情報・3年)
最終回に登板した、柊甲志郎(法・4年)
ここからは自分の話になってしまいますが、4年生一人ひとりの思い出を振り返ってみたいと思います。どうかお許しください??
まずは申さん。
誰よりも自分に厳しく練習していた姿が印象的でした。申さんは投手陣のポール間走でも、最初から手を抜くことなく、毎回一位でゴールしていました。練習が終わった後もトレーニングルームへ向かい、鏡の前で己と戦っていた姿がとてもカッコよかったです。
幹部代になってからは、チームの監督として苦しみながら日々を過ごしていたんじゃないかと思います。監督として采配を考えると同時に、投手陣の中でもその手本となるような行動をしなければならないというプレッシャーは大きかったですよね。
もしかしたら、投手として、申さんの思い描いていたような4年間にならなかったかもしれませんが、申さんが持つストイックさは、この先どんな場所でも輝くものだと信じています。 4年間、お疲れ様でした。
続いて助川さん。
助川さんは1年生の頃から、内野の要として試合に出続けた選手です。特に自分が印象に残っている場面は、2021年春の飯能市民球場での日大生物戦で最終回に放った、ライトオーバーの同点スリーベースヒットと、同年秋の学芸大との入れ替え戦で決めた絶妙なセーフティバント。そして、試合には負けてしまいましたが、2022年秋の高千穂戦での先制2点タイムリーですね。(ちなみにアルバムに載せたガッツポーズの写真はこの時のです?)
もちろん、これ以外にも素晴らしいプレーでチームを救ったことが何度もありました。高校までも厳しい世界で練習してきた助川さんが積み上げた野球スキルは、やはり本物なんです。
プレー以外の点でも、後輩から接しやすい先輩でいてくださったことで、楽しくお話をすることができました。(今更ですが、ちょっといじりすぎたかもと反省しています?)
助川さんがいなくなったことによる新チームの穴の大きさを皆が感じています。それほど大きな存在だったんです。
これまで、本当にありがとうございました。また、いつでもグラウンドに来てください。お待ちしています?
柊さん。
個人的に、最初はちょっと怖い人なんじゃないかと勝手に思っていました? でもお話してみると、とても面白い人で、ところどころで飛び出すギリギリを攻めた発言に楽しませてもらいました。最後の秋まで残ってくださって、本当にありがとうございました。
オープン戦では他大学に移籍したり、内外野問わずあらゆるポジションを守ったりして、様々なところで健闘していましたね。練習でも、遅い時間からティーバッティングをしたりして、色々試行錯誤している姿も印象に残っています。
活動の外でも、「柊さんとの話が面白かった」と話していた部員が多かったです。また、後輩同士が揉めていたときに、間に入って仲裁していた場面もありましたっけ?
(もうだいぶ昔の朧げな記憶ですが...)
そんな柊さんの存在がチームを支えていた面は大きかったと思います。4年間お疲れ様でした。
齋藤さん。
齋藤さんは、特にチームとしての将来を考えてくださった先輩でした。以前ブログリレーで書かれていたことは、都立大野球部にとって本当に大事なことだと思います。
春リーグで引退していたにもかかわらず、秋も学生審判として駿河台まで出向いてくださったり、去年は自分が出られなかった連盟会議にも参加してくださって、本当にありがとうございました。いや、というか、こき使ってしまい申し訳ないです?
リーグ戦の試合前には、ずっと相手チームの分析をしていたと聞いています。教職の授業とかもあって大変だったはずなのに、勝利を目指して様々なことをしてくださったのは、プレー以上にチームに貢献していたと思います。秋リーグからは、データ班も動き始めました。齋藤さんが蒔いた種が、いつか実ることを自分も願っています。
個人的にはチームの構想とか色々お話したいことがまだ残っていますが、またどこかの機会にお会いできるのを楽しみにしています。本当にお世話になりました。
向畑さん。
4年生の中でも異色の存在だった向畑さんは、自分が一番話しやすかった先輩でもありました。新歓用に、素敵なチームの紹介動画を作成してくださったこともありましたね。あれに触発されて、自分も意気込み動画に力を入れようかな~なんて思ったりしたんです。
主務としても、色々なことをお聞きしましたが、全て丁寧に答えてくださいました。本当にありがとうございました。
前に部活のことで悩んでいたときに、練習後2時間くらい引き留めてお話きいてもらったことがありましたよね。もう昼食の時間だったのに、15時くらいまで球場の外で話をきいてくださったことを覚えています。
野球の面では、試合中に一塁コーチャーとして声をかけ続けたり、左打ちに挑戦して自分の強みを生かそうとしていた姿が印象に残っています。そして、院試の勉強とかもありながら、春まで部活を続けられたことは、本当に良かったなと、自分は思います。
これからも応援しています。またお顔をみせてください。
そして、マネージャーのお二人。
夕葵さん。
この代唯一の健康福祉学部で、2年生からはキャンパス移動もあった夕葵さんですが、来られる日は平日でも来て練習に参加していたり、お忙しい中で、影で様々なことをしてくださった頼れるマネージャーの先輩でした。
試合動画の投稿や、チームの成績管理、広報部門においてもきっちりと役職を全うしていましたし、後の担当者が引き継ぎやすいように、マニュアルもちゃんとまとめてくださったことで、自分たちも不安なく活動できています。
自分が2年生の夏にすこし休みたいと連絡した時も、温かい言葉をかけてくれましたね。あの時は、ありがとうございました。
国試もあるので、まだ気が抜けない日々かもしれませんが、土曜日に元気そうな姿を見ることができて安心しています。またいつでも試合を見に来てください。
絢名さん。
絢名さんは自分が初めて部活を見に来た時にお会いした、自分にとって、初めてのマネージャーの先輩です。自分が一年生の頃は、二人だけで平日練習を回していましたよね? 今では多くの後輩マネージャーに支えられています。
忘れられないのは、昨年春のプレーオフの時に、自分と一緒に都立大に残って、3・4部の入替戦の準備をしたことでしょうか。1つ上の代の最後の試合でもあったのに、残ってもらう形にしてしまい、本当に申し訳なかったです。ごめんなさい?
自分が未熟だったこともあり、一緒にいた時間が長かった絢名さんには心配とご迷惑をたくさんおかけしてしまったような気がしています。絢名さんがいてくださったから、自分もここまでマネージャーを続けることができました。とても感謝しています?
7人の先輩方、本当にありがとうございました。お手紙の中には書けなかったこともお伝えさせていただきました。それぞれの、今後のご活躍を願っています。
今週の記事は、以上です。
執筆者 東京都立大学硬式野球部
マネージャー 窪島一真(人文社会学部人間社会学科・3年)
硬式野球部へのご連絡は、東京都立大学硬式野球部メールアドレス(tmubbc@gmail.com)までお願いします!