東京都立大学硬式野球部 主務を務めます宮下恵太朗(経済経営学部・2年)です。
今回のブログでは、三輪マシンの修理を行ったことと、年内最後の練習日にOBの黒須さんにお越しいただいたことについてご紹介します。
12月12日にベースボール・マリオさんに出張していただき三輪マシンの修理を行っていただきました。
昨年、故柏博之様(1998年度卒)のご遺志により、温かいご寄付を賜りました。
いただいたご寄付は、三輪マシンの修理に大切に活用させていただきました。
故人のお気持ちとご遺族様のご厚意に、部を代表しまして心より感謝申し上げます。
三輪マシン自体もOB・OGの皆様からの寄贈品であることなどから、我々都立大野球部が今こうして活動できているのはOB・OGの皆様のおかげであると感じました。
部員一同を代表し、改めてここで感謝申し上げます。

12月13日にOBの黒須さん(2021年度卒)が練習のご指導に来てくださいました。
トレーニングや技術面のことなど様々なご指導を賜りました。
都立大野球部は指導者のいない、学生が主体的に運営している組織であるため、日々の練習や組織運営において、自分たちだけでは気づけない課題も多くあります。
そうした中で、今回OBの黒須さんにお越しいただき、練習のご指導をしていただいたことは、都立大野球部にとって貴重な機会となったと思います。
トレーニングや技術面について具体的なご指導をいただいたことは、普段の練習の意図を改めて考えるきっかけとなったとも感じました。
また、学生広報チームに所属していた黒須さんに広報活動についてのご相談をする機会をいただけたことも個人的に大きな学びとなりました。
今回の学びを今後の活動に生かし、より主体的な組織運営につなげていきたいと思います。

先の二人に続いて私からも少しだけ自分自身を振り返ってみようと思います。
個人的にもチーム的にもとても悔しい一年だったと感じています。
個人のことを振り返ると、悔しい部分はアピールをしきれなかったこと、そして結果を出せなかったことです。
昨年秋は6打席、今年秋は1打席、今年春に至っては出場する機会をいただけませんでした。
もちろん試合に出て活躍したいという気持ちが弱くなったことも諦めたこともありませんし、日々の活動には前向きに取り組んできました。
ただ野球というチームスポーツをしている以上、私の最優先事項はチームが勝つことです。そうして今秋は鯨井監督の横で試合を見守り、補佐をすることをメインに過ごしていました。運営陣の苦悩を初めて理解することのできた貴重な機会だったと思っています。
燻っていた同期が活躍した時には込み上げてくるものがあるし、何よりチームが勝利した時、残留を決めた時にはとても嬉しかったのを覚えています。
ただ、このまま自分自身の活躍を感じることなく過ごすことは、大きな犠牲を伴ってまで大学野球をするという選択をした過去の自分自身に誇れることではないなと感じます。
内野を牽引していた先輩方も引退され、この冬からはレギュラー争いは激化します。
与えられるチャンスで力を発揮できてこそ、都立大野球部の“二部優勝・一部昇格”という目標に貢献できると思っています。
まずはこの冬、自分自身としっかり向き合い、どうレベルアップしていくのか、2年後の自分が後悔しないように見つめ直していきます。
長くなってしまいましたが、今回こうしてご寄付やご指導をいただいたことでOB・OGの皆様の存在がとても大きいのだと改めて感じることができました。
日頃より都立大野球部を支えてくださっているOB・OGの皆様、改めて感謝申し上げます。
いただいたご寄付やお時間、言葉には、結果だけでなく、日々の活動に対する姿勢や過程を大切にしてほしいという期待が込められていると感じています。
その想いに応えるためにも、今後の都立大野球部は一つ一つの活動に責任を持ち、主体的に考え、行動する集団であり続けたいと思います。
今後も都立大野球部に温かいご声援をお願いいたします!!

