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2025

2025ブログリレー

こんにちは。

 

本年度のブログリレーの大トリを務めさせていただきます、経済経営学部4年主将の小林幸永です。

 

 

初めに、日頃から都立大硬式野球部の活動をご支援くださいますOB・OGの皆様、大学関係者、連盟の方々、保護者の皆様に心より御礼申し上げます。皆様からお力添えいただいているおかげで日々部活動に取り組むことができております。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 入部して間もないころに読んだ善波さんのブログになぜか感動し、それ以降毎年楽しみにしていたブログリレーもついに自分の番になったかと思うと、大学生活の短さを感じます。普段長い文章を書くこともなく、ブログも人生で初めて書くため、拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

 

 ここでは私の大学野球について振り返りたいと思います。

 

 

 私の大学野球の始まりを語るうえで高校野球を欠かすことはできません。もっとも真剣に野球に打ち込み、人生で一番つらい思いもしました。週7回休みなしで、21時前まで続く練習に加え、平日の朝練もありました。もう二度とやりたくないです。(もちろん現在ではそのような練習は行われていません。)しかし、あれだけ練習したにもかかわらず、最後の夏の大会は一度しか勝つことができませんでした。勝てなかった悔しさ、何よりもつらい練習を乗り越えてきた同期に出場の機会すら作ることができなかったのが今でも心残りです。当然私もこのような成果では満足することもできず、引退したその日に大学でも野球を続けることを決めました。

 

 

そうして迎えた硬式野球部初めての練習体験会の日、受験期に8㎏の増量を果たし、久しぶりに野球ができる喜びをかみしめていました。大学生になって初めてキャッチボールをしたのは同期の渡邉くんでした。何度も大暴投を繰り返し、フェンス近くまでボールを取りに行かされたことに腹を立てたことを覚えています。それから正式に入部し、思い出は数えきれないほどあります。渡邉くんと珍しく真面目にキャッチボールした日に先輩に「お前らふざけてやるなよ」と怒られたことや、リーグ戦でマウンドから聞こえた声と共に宙を舞う帽子、衝撃の大学野球の幕開けでした。

 

 

これらのような今思い返しても笑える楽しい思い出だけでなく、何度も悔しい思いもしました。下級生時から試合に出させていただき、一年秋にはホームラン、二年時には二季連続で打率3割越えを達成する一方で、守備では負けに直結するエラー、チャンスでの凡退も数えきれないほどしました。また、運よく自分が活躍してもチームはコールド負け、3部リーグとの入れ替え戦も戦うことにもどかしさを感じ、勝てない悔しさを「まあいいか」と無理やり納得させることで押し殺すことしかできませんでした。

 

 

そしてついに私たちが幹部代となるときに、キャプテンに就任させていただきました。私自身今までキャプテンを務めた経験もなく、どう振舞えばいいか迷ったこともありました。自分がこれまで所属してきたチームのキャプテンは背中で引っ張る人が多く、リーダーシップを発揮してチームをまとめる姿を見てきましたが、リーダー経験の少ない私には難しくできそうにもありませんでした。そこで一学年上の先輩キャプテンのブログリレーを思い出し、恥ずかしながら参考にさせてもらっていました。先輩、同期、後輩にかかわらず自分から積極的に話をしに行ったつもりです。(そのためか、よくbotのような会話をしてしまいますが、気づいていないふりをしてください。)キャプテンとしてチームのために何かできたとは全く思っていません。自分の力不足を痛感させられる出来事もありました。それでもみんなにフォローしてもらったこともあり、最後まで務め続けることができたと思います。不甲斐ないキャプテンでしたが、ついてきてくれてありがとう。最後まで精いっぱい頑張ります。

 

 

ここからはお世話になった人への感謝を綴りたいと思います。

 

先輩方へ

 

下級生時から生意気にも自分の意見をどんどん言うタイプだったにもかかわらず、優しく接していただけたことは本当にうれしかったです。特に1、2学年上の先輩方には、一人暮らしをしている同期がいない私を気遣って何度もご飯や飲みに連れて行ってくださることや温泉に行くこと、遠征の送迎など感謝してもしきれません。先輩方の誘いはいつでも断りませんし、また連れて行ってください!あとはあれだけやんちゃをしていた僕らも幹部代としての最後のリーグ戦を戦っています。成長した姿をお見せできたらいいなと思うので、ぜひ試合の応援でも練習でも顔を出しに来てください。待っています!

 

 

後輩へ

 

 頼りない代で苦労をたくさんかけたと思います。真面目で向上心のあるみんななら必ず上達できるし、いいチームを作れると思っています。大学生になっても野球の実力は大きく伸びます。今は試合に出られなくて悔しい思いをしている人も、その気持ちを忘れず努力を続けてください。全員の活躍を期待しています。特にこれから幹部代となる3年生は何度もぶつかることもあるかもしれません。それは決して悪いことではないと思います。一人で抱え込むのではなく、全員で話し合うことを大切にしてください。頑張れ!応援しています。

 

 

マネージャーの皆さんへ

 

 毎日練習のサポートや試合の運営、データの集計に会計までたくさんの仕事をこなすみんなは本当にすごいですし、とても助かっています。いつもありがとう。マネージャーというとどうしても裏方のイメージがあるかもしれませんが、このチームでは一人ひとりが主役だと思っています。もっと自分のやりたいこと、自分の意見を大切にして様々なことに挑戦してみてください。その一歩がチームをより良い方向へと引っ張って行くと思います。

 

 

同期へ

 

 学部にほとんど友達がいない僕の大学生活が孤独にならなかったのは間違いなく同期のみんなのおかげです。この年になって素の自分をこんなにも出せるほど仲良くなれる人ができるとは思っていませんでした。個人的な一番の思い出シーンは4年生の大阪遠征初日の飲み会でのカミングアウトです。またみんなで飲み行こう。その前にまずは全員でリーグ戦を戦い抜こう。みんな秋までやるよね??

 

 

最後に両親へ

 

 生まれてから22年目を迎えますが、これまで支えてくれてありがとうございます。恥ずかしがり屋で面と向かって気持ちを伝えられないダメな息子で申し訳ありませんが、この場を借りて感謝を伝えさせてください。野球だけにかかわらず、昔からやりたいといったものには何でも挑戦させてもらい、何不自由なく生活することができているのは二人のおかげです。言動、行動がたまにおかしいと感じることもありますが、仕事だけでなく家庭も大切にするお父さんは将来の自分の目指すべき姿だと感じていますし、すごく尊敬しています。また、思春期に反抗期を迎え強く反発することが多かったお母さん、そんな自分でもいつも一番近くで支えてくれ、応援してくれて本当にありがとうございます。二人のもとへ生まれてこれたことが私と兄の一番の幸運でした。本当にありがとう。二人が好きな野球の追っかけも今年が正真正銘のラストです。最後まで全力で頑張るので、まだまだ応援よろしくお願いします。

 

 

まとめ

 

 拙い文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。このブログを書くにあたって、今までの野球人生を振り返るとてもよい機会になりました。たくさんの人に支えられ、たくさんの縁を野球からもらいました。きっと私は何回人生を繰り返しても、バットとボールに手を伸ばすと思います。それくらい野球が大好きです。残り少ない野球人生になりましたが、最後まで全力で頑張ります。

 

同期でつないできたブログリレーもこれで最後です。私たちの幹部代もこの春リーグをもって終了しますが、東京都立大学硬式野球部はこれからも続きます!今後も熱い応援をよろしくお願いいたします。


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