ブログリレー5人目を務めるのは強肩強打の捕手、坂根雄飛さんです。
「過去を変えることはできないが、過去の持つ意味を変えることができる。」
これは私が常に意識し、大切にしている言葉です。
現代の社会においてはいわゆるタイムマシーンなるものは存在しておらず、過去の事象を変えることはできません。
過去の失敗、恥ずかしい思い出、激しい後悔…。
みんなそういった振り返りたくない過去を少なくとも1つは抱えていると思います。
人によってさまざまな意見はあると思いますが、私はそういった過去から目をそらすべきではないと考えます。
「あのときのエラーがなければ…」
「あのときもっと練習しておけば…」
「あのとき自分が副主将をやっていれば…」
そういった悔しい過去から目を背け続けていたら、それは悔しい過去のままです。
しかしきちんとその過去と向き合い、その経験を踏み台にしてステップアップしていくことができれば、悔しい過去は素晴らしい過去へと変化します。
逆に言えば、素晴らしい功績を残した輝かしい思い出でも、それに慢心し、怠けてしまうようなことがあれば、それは輝かしい思い出などではなく、悔やむべき過去へとなり得ます。
思い返してみると、後悔だらけの私の人生。
それを後悔のまま終わらしてしまうのか、輝かしい過去へと昇華させることができるかどうかはこれからの私の歩んでいく道次第です。
さて、リーグ戦まであと1か月半。
私の大学野球における3年間、野球人生における12年間が良い経験であったと笑って最後を迎えられるように、私たちの代最後のリーグ戦、全力で暴れまわりたいと思います!
最後にはなりますが、首都大学東京ならびに東京都立大学硬式野球部の関係者様、OBOGの皆様方、最後まで自分を応援してくれた父母、祖父母、野球を通じて知り合った全ての仲間に心から感謝を申し上げます。
次回のブログリレーは野球部1要領が良いと言われる杉浦です。
さぞかし、簡潔に分かりやすい文章を書いてくれることでしょう。次回もお楽しみに!!