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2017

ブログリレー①

いよいよ来月から春のリーグ戦が始まります。来月から最終学年となる新4年生一人一人に今までの思いやリーグ戦に向けての意気込みをつづっていきます。ブログリレーの一人目はマネージャーの佐藤澪さんです。

こんにちは。
3年マネージャーの佐藤 澪(湘南高)です。

ブログリレー1番に指名されて、まさかの出来事で、過去の先輩の記事を見返したものの、どう切り出せば良いか迷っていますが…
今までどんな気持ちでここまでやってきたか、を中心に、思い浮かんだことを素直に書いてみようと思います!
(※学年については、まだ3月なので、私の代を3年生として書いていきます。)


高校の時から硬式野球部のマネージャーをしているので、今年で…7年目になるんですね。人生の3分の1の時間は硬式野球に携わっているのか!と驚きましたが、ここまであっという間でした。

首都大学東京 硬式野球部は、入ってみたら、想像を超える驚きと戸惑いと後悔の連続でした。
同期には変な人が多いです、というか変な人しかいません。友達が少ない私が言うのもあれですが、すごい個性派の集まりだと思います。かなり長い間仲良くなれなくて、接し方がわからなくて、なかなか好きになれなくて(笑)、高校の頃と比較して、嫌になることが本当にたくさんありました。

高校の頃に戻りたいなぁ、首都大に落ちたら行くはずだった立教大学で、六大学野球に携わってみれば良かったなぁ…などなど。
もう辞めてしまおうかと思った日もたくさんありました。

(あくまでも私の個人的にですが)大学野球生活においての転機は、一部昇格を実現させるチームにしようという話が出てからではないかな、と思います。
学年日誌が始まりました。みんなの思っていることが、文章・文字を通じてわかり始めました。当時1年生の終わりだったかと思いますが、いろんな熱い想いを秘めている人がいること、みんなが実は面白い人だったことにとても驚いたことを覚えています。少しずつどんな人たちなのかがわかるようになりました。

日誌やミーティングなどを通じて、想いを言葉にしたことによって、学年内で争いになることもあれば、下級生とうまく同じベクトルに目標を向けられなかったりもして、心の負担が大きい事件がたくさん起こりました。

そんな大学野球生活の中で感じたのが、話すこと、聞くことって大切だな、ということです。

話してみないと、考えていることは伝わりません。でも残念ながら、所詮他人は他人。みんなそれぞれの過去があって、自分の正義を持っているから、話したり聞いたとしても、100%その人のことを理解させるのも、理解するのも不可能です。
ムカッとすること、虚しくなることはしばしば起こりますが、話を聞いてみると、「あー、なるほど、そう考えてたのか、そういう考えがあるのか」と思うこともよくありました。
他の人にわかってもらおうと話してみること、素直に心を開いて、聞いてみるということは、大事なことだなと感じました。これは、私にとって大きな学びでした。

とか言いつつも、今完璧にそれがこなせているかというと、そういうわけではないので、ここに記すことで、改めて自分の態度を見直そうと思います。

争いも多々ありましたが、もし話し合うことがなかったら、みんなのことがまだまだわからないまま、今に至ってしまったのではないかと思います。もしそうなっていたら、私の中で大学野球生活は、面白みも学びも今より少ないものになってしまっていたでしょう。
当時はストレスに感じていたいろんな時間も、必要不可欠な時間だったのかもしれないと思うことができるようになりました。


去年の12月に、嬉しいことがありました。
高校の野球部でお世話になっていたコーチに、成長したと言ってもらえたのです。
本当にびっくりでした。
ハチャメチャな同期が、この野球部が、私を成長させてくれたのだと思いました。

学年ミーティングでは、マネージャーも意見を言う場面を多くくれたり、高校の頃も振り返りながら、日々どう活動していこうか、みんなのためになることは何だろうか、首都大のグラウンドを、少しでも良くするためには何をしようかなどを自分の頭で考えたり…
素敵で面白くて尊敬できる先輩方、変な同期、変な後輩、他大学にも関わらず仲良くしてくださる方々など、多くの方にお会いすることもできました。その方々から学んだこと、本当にたくさんありました。

辞めたくなることもありましたが、その時その時なりに、一生懸命頑張ってみたことが、自分に生きたのかな、そしてそれが同時に、首都大学東京 硬式野球部の役に少しでも立てていたなら嬉しいな、と思っています。


ブログリレーを書いていて、妙にしんみりした気持ちになっていますが、私たちの戦いはこれからです!
写真の通り、この春の意気込みは、「笑って福を呼び寄せる!」です。

私のモットーに、「笑う門には福来る」があります。何か嫌なことがあった日でも、笑顔を心がけよう!と思っています。(そんな抽象的な話は意味がないやめろ、と、同期の誰かから突っ込まれそうで怖いですが)私は笑顔の力を信じています。そして今季は、福が来るのを待つのではなく、自ら呼び寄せることくらいの笑顔でいようと思います!


今までのリーグ戦、心に残る嬉しかった試合もありますが、悔しい思いをした経験がほとんどです。
みんなと勝つ楽しみをもっともっとたくさん味わいたいです。

勝つために私ができることは限られています。試合に出てヒットを打ったり相手をピッチングで抑えたりなど、試合に直接的に関わることはできません。
そこで私は、練習や試合に関わる仕事をきちっと務めるのはもちろんのこと、どんな状況でも笑顔でいることで、このチームに福を呼び寄せたいと思います。勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし、と言いますが、笑顔パワーで少しでも、このチームにミラクルな福を呼び寄せられたらと思っています!
そして何より、3年生全員で、今のメンバーで挑める最後のシーズンを、心の底から、本当の意味で楽しみたいと思います!

(読んでもらえてるかわからないけど笑)
1.2年生のみんな、いつも、3年生がよくわからなくて、勝手に言い争いしたりして、今までも(たぶんこれからも…)イラつかせて、ご迷惑をおかけして、ごめんなさい。
でも、みんなで同じグラウンドで、一生懸命野球をしてきた仲間なのはたしかです。
この春は、みんなでたくさん笑って楽しみたい。わがままかもしれないですが、どうか一緒に、一部昇格を目指して、チーム全員で気持ちを合わせて戦ってもらいたいと思います。
試合に出る人もいれば、出ない人もいますが、どの人も首都大が勝つために欠かせない存在です。

リーグ戦初戦まで、ちょうどあと1ヶ月。
一人一人が本気で勝つ気持ちで、チームのためにできる自分の役割を果たして、全員でたくさん笑顔を咲かせましょう!

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3年生の父兄
2017-03-10 10:12:30

はじめまして。
いつも大変お世話になっております。
本当に苦労されている事がブログで感じられます。
マネージャーという影の力持ちのおかげで皆は頑張れるのだと思います。
残りわずかですが、最後までよろしくお願いいたします。