2カ月にわたったブログリレー。
最後は主将兼監督を務めた山根(川和)です。
一年間主将兼監督をやらせて頂きました山根です。
まず、今シーズンを簡単に振り返りたいと思います。
開幕から連勝でスタートし、上位を狙えるという雰囲気もありましたが、3戦目以降、接戦で競り負ける展開が続き、勝負弱さが目立ちました。悔しいですがこれが実力です。自分たちはリーグ5位の実力なのです。ミーティングでも言いましたが、一人一人がこのリーグ戦での悔しさを絶対に忘れず、かっこ悪くてもいいからがむしゃらに、これからの練習に励んでほしいです。
今季あげた3勝は、2.3年生の頑張りなくしてはなかったと思います。4年生が持っていないものを下級生がカバーしてくれたお陰です。
藤田、吉田の投手陣を中心にゲームメイクしてくれた3年生。特に藤田は途中左手に打球が直撃するアクシデントがあったり、なかなか援護がない状況が続いたりしましたが、エースとして我慢強く1シーズン投げ切ってくれました。
クリーンアップトリオとして打線の軸となってくれた2年生。チャンスで3番までつなげば何とかしてくれるという雰囲気をチーム内にもたらしてくれました。もう一回り成長して、来季はさらに大暴れしてくれる事を期待します。
4年生は下級生のみんなに本当に感謝しています。ありがとう。
そして4年生。
豊富な経験を武器にセンターラインを固めてくれた4年生は見ていて本当に頼もしかった。副主将のカズだけじゃなく、投手、内野手、外野手それぞれのポジションで、全員が下級生を引っ張ってチームを支えてくれた。皆の協力のおかげで自分は何度も救われました。ありがとう。
「いい経験ができました。」という一言では表せないくらい、この一年間、主将兼監督としてチームに関われた経験は自分の中で大きな財産になっています。正直、チョー忙しかったですが…(笑)
自分は駿河台戦に勝った瞬間のみんなの喜んでいる表情が忘れられません。一年間自分なりに考えて頑張ってきて本当によかったと感じました。
自分が監督という立場を経験して、改めて感じたことがあります。
それは、「誰かを試合に出すという選択は、それと同時に誰かを試合に出さないという選択である」という事です。
一緒に練習してきて、その頑張りを近くで見てきた分だけ、その選択は非常に難しかったです。全てはチームが勝つ為に、厳しい決断も必要でした。
だから試合に出ている選手は、チームを代表して出ているんだという事を再認識してほしいです。
試合といっても、リーグ戦の事だけを言っているわけではありません。オープン戦でも、たとえそれがビハインドや大量リードしている状況でも同じです。誰かの出場機会を犠牲にして自分が選ばれ、出場しているのです。
そう考える事ができれば、最後まで絶対に諦めてはいけないんだとか、最後のフライを取るまで油断してはいけないんだという気持ちが自然と生まれるはずです。
さて、自分は来季がラストシーズンです。来季は一つでも多く勝ってみんなと喜びを分かち合いたいです。また、OBの吉田さんや片桐さん、太田さんから「リーグで一番のキャッチャーになったね」と言われるように、そして今季全然打てなかったチャンスで打ってチーム躍進の原動力となれるように頑張りたいなと思います。
最後に、今シーズンも本当に多くの応援をありがとうございました。
今後も首都大学東京硬式野球部へのたくさんの応援、よろしくお願いします。
長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ブログリレー 完