東京都立大学硬式野球部にて学生監督を務めております 宮下恵太朗(経済経営・3年)です。
改めて、日頃から東京都立大学硬式野球部を支えてくださっているOB・OGの皆様、保護者関係者の皆様、コーチ、大学や連盟関係者の方々、その他ご協力してくださっている方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
ついに前回のブログ更新から大台の3桁台に突入し、着々と歴史が積み上げられていることを実感します。
【活動報告】とちょっと一言
8月29日(土)
学習院大学とのオープン戦が行われました。
8月の5試合、全てリーグ戦だと思い、勝ちにこだわって戦おうと意気込んでいましたが1勝3敗で迎えた5戦目でした。
昨年より手応えを感じている選手も多く、実際に成績が伸びている選手ばかりでした。
監督である私自身もそれだけのチームを指揮しているのに簡単に負けてしまうというところに正直プレッシャーや焦りを感じていました。
しかし、蓋を開けてみれば8回に7点差をつけて勝利することができました。
この夏課題であったプレーや、個人それぞれの成績にも十分に収穫のあったとても良い試合だったと感じています。
この先2ヶ月の10試合はそう簡単にやりたいこともできない苦しい試合が続くと思います。
新体制で臨むリーグ戦でどんな結果が残せるのかというワクワクした気持ちと、ほんとに自分たちのやってきたことは正しかったのか、やりたいことをして勝てるのかという不安な気持ちが両立するこの時期に、監督である私から、チームのみんなに一つだけ実践してみて欲しいことをお伝えします。
それは「失敗を想像すること」です。
試合前日や打席に入る前など、イメトレをする機会は多いと思います。その時みんなはどんなことを考えていますか?
きっといいプレーをして勝つことや、ヒットを打ったり抑えたりと理想の姿を想像している人が多いと思います。
もちろん私自身もかっこいい自分の姿は沢山イメージするし、その理想通りになることもあるし、その通り進むのはこの上ない幸せだと思います。
ただ、そんなイメトレの中で"思いどおりにならない自分の姿"も想像してみて欲しいです。
これはネガティブになれと言っているわけではなくて、急に訪れる失敗やそれに伴う焦りにどう対処するのかを考えるというところまでがイメトレであるということです。
例えば、6塁打を打つことをイメージして意気込んだ試合でも想定と違ったボールに簡単に三振してしまうこともあります。
そんなときに、「これは思ってた結果じゃない」「次は絶対打たなきゃ」とただ悲観的になったり焦ったりするのではなく、「これも想定通りだな、じゃあ次こうしよう」と冷静に次の策が出てくるほうがいいと思います。冷静な中での熱い感情はとても大切です。
スポーツにミスは付き物です。ミスをした後にどう動くかも大事です。ただ、そのミスをも想定し、その後の気持ちも動きも想定する、これが実力以上に強い気持ちで力を発揮できるコツだと私は思っています。
これは中学時代の恩師が夏の大会の前日に教えてくれたことでそれ以来ずっと大切にしています。
勝負事の前にはいいイメージと悪いイメージを両方すること。そして不利な状況からもいい状況に持っていく準備をすること。
試合前に不安な気持ちで駆られる部員や、当日のアクシデントで焦ることが多い部員には特に実践してみてほしいなと思います。
少し長くなってしまいましたが監督からのメッセージでした。
【母校自慢】
そして今回のテーマの母校自慢についてです。
せっかくなので先に挙げた恩師がいた"世田谷区立千歳中学校"について少しご紹介しようと思います。(通称:ちとちゅー)
千歳中は生徒数も多く、運動部も文化部も強く、比較的進学実績も良い良質な公立中学校です。
今回は運動部についての自慢をしたいと思います。
私が在籍していた約10前(?)には正方形のひとつの校庭を多い日は5部活(サッカー、野球、テニス、陸上、ラグビー)の運動部で共有していました。
怪我のリスクもとても大きく、よく大きな事故が少なく卒業できたなと感じています。
そして私が中学3年生の時、野球部は数十年ぶり?の都大会に出場し、公立中学校に存在していることすら珍しいラグビー部はなんと全国ベスト4まで勝ち進みました。
他の部活ももちろん好成績を残し、かつてないほどスポーツ強豪の代だったと自負しています。
男子図書委員を野球部とラグビー部が占めていたのも不思議な思い出です。
廊下で牛のような友達から不意に激突されるのもスクラムが組まれているのも日常茶飯事でした。
そんなスポーツが盛んな世代で周りに泥臭く努力している友達が多くいたからこそ、高校でも野球に熱中し、大学でも継続しようと決意できたのかもしれません。
それだけスポーツに打ち込もうとしていた学校の環境と、今でも仲が良く定期的にお泊まり会が開催されている野球部の関係が私の自慢でもあります。
今回の2つのテーマを通して私のルーツが少しでも伝わったでしょうか。
改めて部員のみんながどんな環境で育ってきたのか、どんな考え方が育まれてきたのかを知りたいなと感じました。
最後に、
多くの部員からも伝わるように今季”二部優勝・一部昇格”を目標に真剣に取り組んでいます。
新チーム発足時に想像していた通りの過ごし方と結果ではなかったかもしれませんが、特にこの夏は今まで以上に自分たちと多く向き合って過ごしてきたと思います。
ここから先の2ヶ月間、精神的にも身体的にも苦しい期間にはなりますが、そんな時こそみなさんの応援は大きな力になります。
みなさんのご声援を大きな力に変えて戦って参りますので、今後も変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。


