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2023

陽気発処 #22 ~秋季リーグ 日本大学生物資源科学部戦~

硬式野球部マネージャーの窪島です。今週は、9月23日(土)に行われた日本大学生物資源科学部との試合について振り返っていきます。

 

 試合前の時点で、1勝2敗と負け越しているため、勝って借金なしに戻したいところです。ちなみに先週は試合前日に雨が降ってしまい、当日の朝も怪しい天候でしたが、なんとか試合を実施することができました。それでは、その試合内容を見ていきましょう。

 

 先攻は日本大学生物資源科学部。都立大の先発投手を任されたのは、小平(法・3年)です。

今季初登板となった小平でしたが、先頭打者への初球はデッドボール。早速ランナーを出してしまいます。続く2番打者も、ショートへの内野安打で無死一、二塁。さらには、3番打者のサードへのバントに対して、サードの小林(経済経営・2年)がぬかるみに足を取られてしまい、無死満塁の大ピンチを迎えました。

 迎えた4番打者はショートゴロに抑えましたが、この間にサードランナーがホームインし、先制点を奪われました。続く5番打者の打球はサードへのゴロ。小林は本塁へ送球しましたが、三塁ランナーの脚が勝り、2点目を奪われました。

 

 その裏の都立大の攻撃、1番小林がファーストの横を抜ける二塁打で出塁。その後1アウトをとられますが、3番田中(環境応用化学・2年)もレフト前へのヒットを放ち、1死一、三塁としました。このチャンスに、打席には4番中村(理学療法・3年)が入りましたが、ここで、1塁ランナーの田中が牽制で刺されてアウトになってしまいます。2死三塁となって、中村は高めのボールに空振り三振。初回は無得点に終わりました。

 

二塁打で出塁した小林幸永(経済経営・2年)

 

 2回裏の攻撃、1アウトから6番杉山(作業療法・1年)がライト前ヒットで出塁します。2アウトとなって打席には8番渡邉(生命科学・2年)。2ボール1ストライクからの4球目を振りぬくと、打球はセンターの頭を越えていきました! 杉山が一塁から生還し、渡邉のタイムリースリーベースヒットで1点を返します。

 

懸命に走る杉山耕太(作業療法・1年)。

 

 3回表から投手交代、2番手として、小杉(都市基盤環境・2年)がマウンドに上がります。

 今季初めてのリリーフ登板ですが、相手の2、3、4番を三者凡退に抑える危なげない投球をみせました。

 

 その裏、1アウトから2番助川(数理科学・4年)がレフトへのヒットを放ち、処理にもたつく間に二塁へ到達。1死二塁となったところで、打席には3番田中。3球目を捉えると、打球はセカンドベースに直接当たって、ボールが転がる間にランナーが生還し、同点に追いつきました!

 

 さらに4回裏、またも6番杉山がライト前ヒットで出塁すると、7番吉川(放射線・2年)は四球を選び、無死一、二塁。続く8番渡邉はサードゴロに倒れ、1死一、三塁となり、迎えたのは9番昼間(生命科学・3年)。昼間は初球を弾き返すと、打球はライト前へ落ちるタイムリーヒットになり、勝ち越しに成功します!

1番小林が倒れ、2死一、三塁となった2番助川の打席の初球、一塁ランナーの昼間がスタートを切ると、キャッチャーの二塁への送球が高く浮き、それを見た三塁ランナーの渡邉が本塁へ帰ってきて、もう1点を追加。スコアは2-4となりました。

 

 テンポよく抑える小杉を盛り立てるかのように、打線も好投に応えていきます。

 5回裏、先頭の田中が四球で塁にでると、続く中村の打席の4球目に田中がスタート。ここでエンドランをしかけ、がら空きになったショートの位置に打球は転がり、無死一、三塁とチャンスを広げます。

 次の髙野(電子情報・3年)も四球を選び、無死満塁となったところで、相手チームは左投手に交代。打席にはここまで2安打の6番杉山。2ボール1ストライクからの四球目を打った当たりは、センターへ抜けるヒットとなり、2人が返ってきて2点を追加。さらに、8番渡邉のショートゴロの間にもう1点を加え、スコアは2-7と、リードを5点に広げました。

 

 6回表、ここまで順調に抑えてきた小杉でしたが、先頭の3番打者に四球を与えてしまいます。ですが、一塁ランナーを牽制でアウトにして1アウトをとります。

 安心したのも束の間、4番打者はレフト前ヒットで出塁すると、エラーや四球が重なって1死満塁となってしまいます。ピンチを迎えましたが、7番打者をファーストへのファウルフライに打ち取ると、次の8番打者を空振り三振に抑え、この回を無失点で切り抜けました!

 

 さて、5回までに5点のリードを奪った都立大でしたが、相手の2番手投手を打ちあぐねて、なかなかチャンスをつくることが出来ず。7回の攻撃では、7、8、9番が三者連続三振に倒れてしまいます。

 

 8回表、1アウトから相手の4番打者に左中間への二塁打を打たれると、その後ワイルドピッチで三塁へ進まれ、1死三塁に。5番打者がショートゴロに倒れる間にランナーが返ってきて、3-7と点差が4点に変わりました。

 

 8回裏の攻撃では2死二、三塁とチャンスをつくりましたが、ここも得点を奪えず、4点差のまま最終回へ。小杉は9回も続投。1アウトからエラーと四球で1死一、二塁とされますが、後続を落ち着いて打ち取り、最後は2番打者をセカンドゴロにしとめて試合終了。3-7という結果で勝利しました?

 

リーグ戦初勝利の小杉悠日(都市基盤環境・2年)

 

 試合後のミーティングでは、6回以降に得点をすることができなかったということが反省点として出てきました。振り返ってみると、スタメン全員が何かしらの形で出塁していて、そのうち8人に残塁が記録されているという少し珍しいケースでもありました?

 この試合での7得点という数字を多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人によって違うかもしれませんね。ただ、きっちり勝つことができて、一安心です。

 

 気が付けば、8月の合宿から既に1カ月が過ぎてしまいました。都立大の夏休み期間は9月末までなので、今週の練習がリーグ戦中に全員参加できる最後の練習になります。例年、ここからの活動は人数が少なかったりして大変なのですが、今年はどうなるのでしょうか...

来週は9月30日に行われる予定の駿河台大学戦について掲載する予定です。

 

それではまた来週~

 

おまけ ベンチにガッツポーズする杉山。

この試合では、守備に打撃に大活躍でした!

 

執筆者 東京都立大学硬式野球部

マネージャー 窪島一真(人文社会学部人間社会学科・3年)

 

硬式野球部へのご連絡は、東京都立大学硬式野球部メールアドレス(tmubbc@gmail.com)までお願いします!

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