ブログリレー5人目は柊甲志郎さんです!
こんにちは4年の柊甲志郎です。
東京都立大学硬式野球関係者の皆様、日頃よりご支援いただきありがとうございます。
さて、ついに回ってきてしまったブログリレー。まずは自分の野球人生について振り返ってみたいと思います。めったにまじめな文章を書かないので読みにくい箇所もあると思いますが、ご了承ください。
野球自体はもともと好きだった私が本格的に野球を始めたきっかけは、父の母校を甲子園に応援しに行ったことでした。ナイターの下、大阪桐蔭にメッタ打ち、奪三振ショーを食らいながらも懸命にプレーするお兄ちゃんたちはとてもかっこよく、自分もこの場所を目指したいと思ったこと。一口しか食べてない甲子園カレーをスタジアムシートの上に置き、カレーが打球のように放物線を描いたことを今でも覚えています。(父親に初めて殴られたのは確かその時だったと思います。)
その後すぐに野球を始め、野球が大好きな日々を送りました。しかしそんな大好きだった野球が中学入り、嫌いになってしまいました。周りのメンバーは全員自分よりも背が高く、レベルも小学校のころとは格段に高い。下級生のころは滅多にボールにも触れず、ほとんど陸上部のような日々。上級生になっても、ベンチにもなかなか入れず、やっと入れたタイミングでも全治半年の怪我。それまで当たり前のように試合に出ていた私にとってはかなりつらい日々で、野球に対する熱は完全に冷めてしまいました。
高校選びでも野球部の事はほとんど調べず、「まあ、一応続けるか、、」そんな気持ちで高校生になりました。すると、自分の所属したコースでは野球部に入部できないことが分かり、あっけない形で野球をやめることになってしまいました。野球に対してのモチベーションをほとんどなくしていた自分にとっては野球をやめるちょうどいいきっかけぐらいにしか考えていなかったと思います。とりあえずスポーツはしたいと思い、バトミントン部に入部しました。しかし全く楽しくなく、先輩や顧問にばれないように陰からシャトルを当てることしかしていませんでした。
野球から離れた結果、やはり自分は野球が大好きだと気づきました。そして、入部1週間でバトミントン部を退部し、硬式の社会人クラブチームで野球を再開しました。自分よりも年の離れた人たちと共にプレーするのは新鮮でしたが、凄く可愛がってくださり、のびのびプレーすることができました。
そして、都立大に入学。最初は野球部には入らず、野球をクラブチームで続けることも考えながら、グランドに足を運んでみました。すると、ありがたいことに必要以上に話しかけてくるMax151キロ左腕、解読不明の奇声で話すセカンドの人、数日前に入部したと自称する明らかにやばそうな関西弁の人などたくさんの個性豊かな先輩であふれていました。どの先輩もとても優しくて面白く、練習が始まると真剣で、この人たちと一緒に野球がしたいと思い入部を決意しました。
入部してからの思い出はたくさんあります。2年前の秋の優勝、入れ替え戦敗退、そこからの最下位争い。優勝した時はとても嬉しく、、この野球部に入って本当に良かったと思いました。その一方で自分はほとんど試合に出ていなかったため、春は自分も試合に出てチームに貢献したいと強く思いました。そして次の春、秋の優勝が嘘のようになかなか勝てませんでした。それなりに試合には出られたけれど、そんなことどうでもよくなるくらい悔しかったです。そしてそこからはなかなか勝てない日々が続いています。
振り返ってみるとなんだかんだ楽しい野球人生でした。しかし、この都立大硬式野球部での2年半よりも充実していた時はなかったです。引退した先輩方、同期、後輩、そしてマネージャー。みんな個性豊かで野球が大好きな人たちばかりです。そしてそんなメンバーと一緒に野球ができて本当に幸せでした。本当にありがとう。
しかし、やっぱり僕は勝ちたいです。負けっぱなしは嫌です。現在のリーグ戦でも、苦しい戦いが続いています。現状に満足している人なんてほとんどいないでしょう。ですが、今のメンバーには勝ち抜いていくだけのセンス、多くの伸びしろがあると思います。今までの悔しさをバネにして頑張りましょう。そして、秋には優勝、昇格しましょう!
最後に直接伝えるのは恥ずかしいので、この場を借りて今まで一番お世話になった両親に向けてメッセージを書きたいと思います。
お父さん
野球自体に興味を持ったのは間違いなくお父さんの影響です。幾度なく甲子園に連れて行ってもらったり、1985年の阪神優勝、バックスクリーン3連発の映像を永遠に見せられたり、阪神ファンとしての英才教育を受けてきました。おかげで息子は立派なアンチ巨人になりました。ちなみに1番最初に覚えた歌は間違いなく六甲おろしです。小学校のころから練習に付き合ってくれたり、道具を買ってくれたり、送り迎えしてくれたり本当にありがとう。小学生のコーチ頑張ってください。
お母さん
これまで健康に育ってこられたのはお母さんのバランスのいい食事があったからです。仕事もあって大変なのにお弁当作りやお当番など多くのサポート本当にありがとう。これからも僕の好き嫌いの多さにはめげずに美味しいご飯をお願いします。あ、あと毎朝YouTubeのヨガをやっているけど、見本のお姉さんとの半分くらいしか足が上がってないよ。頑張ってね。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
P.S.みんな、必修1個のために留年なんてすることのないようにね。