ブログリレー7人目を務めるのは監督の長谷川直哉さんです。
みなさんこんにちは、4年の長谷川直哉です。
いつも都立大野球部を応援してくださり誠にありがとうございます。
ここからは自然体で話したいと思います。
大学野球生活を思い返すと、2年春のリーグ戦で31季ぶりに優勝したことや、現在学生監督として「一部リーグ昇格」を目指していることなど、様々な思い出があるけど、その中でも同期の村﨑に無理やり誘われて入部を決意したことは自分にとって一番の出来事だった。
一浪していたこともあって野球から離れている時間が長かったから、大学で野球をするつもりはなかった。だけど、学部もクラスも同じだった村﨑に「一緒に大学野球をやろう。もし直哉がやらないなら俺は大学を辞める」と言われ、やらざるを得ない状況になってしまったというのが正直なところ。あんなに熱い村﨑を見たのはあの時が最初で最後だったかもしれない(笑)。
入部を決意したが、初めはなかなかモチベーションが上がらず、野球に対して真摯に向き合えていない自分がいた。高校野球での経験が邪魔なプライドになり、周りにきつく当たってしまったこともあった。
でも今思い返すと、全て自分が「未熟」だったんだと痛感させられる。先輩方に対しても、同期に対しても、自分が一人の人間として未熟だったからそんな振る舞いをしてしまった。
大学野球を通して学んだことは野球の技術ではなく、「一人の人間としてどうあるべきか」だった。指導者不在で学生主体の組織だからこその難しさがある。誰か絶対的な存在がいないからこそみんなで一つの方向を向いて進んでいくことの大変さがある。だからこそ何かを成し遂げた時の達成感は他では味わえないものになる。
2年前のリーグ戦で3年生と味わった優勝の感動を、もう一度今のチームで共有したい。まだ経験したことのない1・2年生にあの喜びを味わってもらいたい。だからこそ優勝しよう。残された試合を全力で戦って、全て勝って一部にいこう。
こんな貴重な経験をできているのも、あの時村﨑が野球部に誘ってくれたから。村﨑だけでなく、いつも俺のわがままを聞いてくれた皆川、なんだかんだで一番頼りになる咲、どんな時も優しく接してくれた猫、己にストイックな野地、はっきりものを言ってくれた伊藤、そして最後にこの代唯一のマネージャーとして支えてくれた優里、みんなに感謝してる。ありがとう。
最後は勝ってみんなで笑おう!
P.S. 助川もっとヒット打てよ。