東京都立大学硬式野球部 菅谷隼平(人文社会学部・3年)です。
まず初めに、日頃より都立大野球部を支えてくださっている方々に心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支援のほどよろしくお願い致します。
【活動報告】
8/5(水)は、15時からテスト休み明け最初の練習を行いました。初めに打撃練習、その後ポジション別で守備練習を行いました。打撃練習では、皆テスト明けとは思えないような鋭い打球を放っていました。リーグ戦でも打ち勝てるよう、これからも練習に励んでいきます。
【母校自慢】
今回のテーマは「母校自慢」なので、私の出身校である国学院久我山高校について紹介します。
国学院久我山高校は杉並区にある男女別学の私立高校で、野球以外にサッカー、バスケ、ラグビー、駅伝にも力を入れています。そんな国学院久我山高校の母校自慢は、「短時間で効率的な部活動」です。
まず久我山は勉強時間の確保を目的に、学校全体で完全下校時刻が6時半と決められています。そのため平日の練習は3時間程度しかできません。土曜日も午前に授業があり、野球部は午後の時間をサッカー部と半分に分けて使うのでこちらも3時間程しか時間が取れません。日曜日は試合があれば1日活動しますが、練習であれば基本的に午後の3時間ほどで終了します。勉強時間の確保が目的なので残って自主練習をするのも基本的に禁止でした。私がこの短時間練習でできた時間で勉強をしていたかはちょっと覚えていませんが、多くの仲間たちはこの時間を有効活用して勉強していました。また、グラウンドは人工芝ではあるものの、公式戦ができるような広さはありません。しかも平日は基本的にサッカー部と場所を半分に分けて使うので内野+ライトのみでノックをするのが精一杯の広さです。
このような短い時間と限られた環境の中で、監督はかなり自由度の高い練習設定をしていました。具体的に1つ紹介すると、久我山の練習では平日に2日ほど「課題別練習」の日があります。その日は全員で行うメニューは設定せず、狭いグラウンドをさらに細分化し、それぞれが課題だと思うところを徹底的に3時間でやり込みます。中にはオリジナルの練習メニューを作って実行している選手もいます。また、フィジカルが課題の選手は練習中に捕食を食べていても怒られません。一見するとあまりにも制限がないので「サボり放題!」と思うかもしれませんが、私はこの「課題別練習」こそが久我山の強みだったと考えています。
なぜかというと、一つはいざ自由になると嫌でも自分のことを分析するようになるからです。自分の強みと弱みやチーム状況などを考えるようになると、自ずと自分が何をすればいいのかが明確になります。このように「やらされる練習」では考えることもない部分まで考えるようになり、自然と工夫して練習する習慣が身に付きます。
また、課題別練習は一つの動きについて時間をかけて修正することができるので効果的です。タブレットで動画を撮影してどの部分を改善するべきかを丁寧に見つけることもできます。監督やスタッフの方々、先輩などに相談すれば個別でアドバイスをいただく時間も取ることができました。
このように「自ら考える練習」は「やらされる練習」では得られない良さがあります。実際私は小中高大と野球をしていますが、高校の3年間は一番練習が短く、一番グラウンドが狭かったのですが、野球が一番上達したのも確実に高校の3年間だったと思います。今の久我山はまた違った形で練習しているかもしれませんが、やはり当時の「課題別練習」は効果的だったと感じています。
私は現在都立大野球部の学生コーチも勤めている立場なので、このようになるべく選手が自発的に取り組めるような練習設定を進めていきたいと考えています。
余談ですが、久我山は部活動以外でも面白い部分がたくさんあります。「男子生徒 右折禁止!」の看板は絶対に他の高校にはないものだと思うので気になる人は調べてみてください。
最後になりますが、今年こそ「二部優勝・一部昇格」に向けて、工夫を重ねながら精進して参ります。今後とも応援よろしくお願いします。
次回以降のブログもお楽しみに!


