ブログリレー6人目は中村嵩広さんです!
皆さんこんにちは!
健康福祉学部4年の中村嵩広です。
まずはじめに、いつも東京都立大学硬式野球部をご支援くださっている皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
さて、毎年楽しみにしていたブログリレーもついに同期、そして自分の番が回ってきてしまいました。今思えばあっという間の3年間でした。
何を書くべきか悩みましたが、僕が野球をしてきた証を書き記すことにしました。少し長くなりますが、軽い気持ちで読み進めていただけると嬉しいです。野球部の存続とかそんな話は出てきませんので。
約11年続けてきた野球ですが、その道のりは楽しいことばかりではありませんでした。というか、辛い思い出ばかりだった気がします。
少年野球を楽しく終えた小学6年の時、僕の中学には野球部が無かったこともあり中学では硬式のクラブチームに入ることを決めました。
しかし何を思ったのか、当時の僕は全国レベルで体罰上等のド昭和スポ根チームを選んでしまいました(т-т)。
そこでの約2年半、常に怒られない方法を考えながら練習をやり過ごす日々。練習に行きたいと思った日は1日もありませんでした。
おかげでそこそこの野球スキル、グラウンド20周と言われても驚かない精神力を手に入れましたが、それと引替えに野球への情熱は失われていきました。
野球が嫌いになっていた当時中3の僕が高校選びで重視したのは、なるべく偏差値が高いことと「野球部がそんなに強くないこと」でした。
野球の強い高校=厳しいという固定観念に縛られていた私は、部活見学もせずに「野球が強くない」駒場高校に進学しました。(もちろん他にも志望理由はありますが、、、)
それなりに楽しい高校野球にすれば良いや、そう思っていましたが待っていたのは公式戦はおろか、練習試合でも負け続ける日々でした。
中学時代の同期が神宮や甲子園で大声援の中プレーしている一方、練習試合ですら勝てない自分に嫌気がさし、涙が溢れ出たこともありました。
結局僕の高校野球は公式戦全敗で呆気なく終了。その頃には悔しいという気持ちも湧かないほど野球に対する情熱は冷め切っていました。
こうして入学した都立大ですが、入学当初は野球部に入るつもりなんてありませんでした。
フットサルが好きなくせに「野球やるなら真剣にやりたいから硬式かな」と一丁前なことを言う学科の友達に連れられて行った野球部の体験会ではダラダラとした練習をみて、正直無しかなと思いました。
それでも入部を決めたのは練習試合で楽しそうに試合をする先輩達の姿があったからでした。
ここなら僕が思い描いてきた「楽しい野球」ができるのではないか、そう思った僕は大学でも野球を続ける道を選びました。
1年秋にはレギュラーの座を獲得し、チームも2部優勝。本当に入部して良かったと思いました。
直後の学芸との入れ替え戦は僕の野球人生の中で最も楽しく、痺れた試合でした。
試合前の村崎さんの円陣。相手ピッチャーから放った2本のヒット。押し出しで負けた瞬間。全て鮮明に覚えています。
1部には上がれなかったけれど、このあとも楽しい野球が続いていく。
来季こそ1部昇格。そんな気持ちでした。
しかし、僕の大学野球のピークは残念ながら1年秋だったように思います。
その後は毎シーズン最下位争いを強いられ、3部との入れ替え戦に進んだこともありました。(そうして残留力という伝統が受け継がれたとも言えますが、、、)
学科との兼ね合いもあり、最後のシーズンと決めて望んだ3年秋シーズンもチームは5位。ずっと続けてきた打率3割すら達成できませんでした。
「かつて先輩たちにそうしてもらったように、後輩たちに優勝を経験させたい」
そう思って頑張ってきたつもりでしたが、力及ばず叶いませんでした。
後輩たちには本当に申し訳なく思います。
それでも、勝てなかったけれど、良い思い出もたくさんあります。
筋トレの甲斐あって人生で初めて打てた2本の柵越えホームラン。最高打率.389。4度もyozonetに名前が載ったこと。
そして、野球を通じて繋がることができた大切な仲間たち。
どれも大学まで野球を続けたからこそ手に入れることができた、かけがえのない財産です。
大学で野球を続けて良かった。
今は心からそう思っています。
実習の片手間で書いた割にはかなりのボリュームになってしまいましたが、最後にお世話になった方々に感謝を綴りたいと思います。
もう少しだけお付き合い下さい。
先輩方。
大学で再び野球の楽しさを教えてくれたのは紛れもなく先輩方です。本当に感謝しています。勝てない時、溢れ出る不満や愚痴を受け止めていただきありがとうございました。こんな生意気な後輩が爆誕したのも、きっと先輩方の優しさの賜物だと思います。
呑みでもダーツでもカラオケでも、なんでも誘ってください!どこへでも飛んで行きます!
同期たち。
ちょっと個性的すぎて、未だに掴みきれない同期たち。ちょっと大人しすぎると思う場面も多々あったけど、それがこの学年の良さなのだと思います。3年間ありがとう。
P.S.もちろん最後の呑み会くらい二次会まで参加するよな??
3年生。
君たちには試合で幾度と無く助けてもらいました。本当に頼もしい。野球センスや技術はピカイチだと思います。でもね、君たちのポテンシャルはこんなもんでは無いとも思います。
優勝、期待しています。
2年生。
みんなの向上心や練習に取り組む姿勢にはいつも感激しています。まだ2年生とか関係ない、どんどんチームを引っ張っていってください。留年とかはやめてね、誰とは言わないけど。
1年生。
入部してくれてありがとう。
大学生活は長いようであっという間です。悔いの無いように頑張ってください。くれぐれも怪我には気をつけて。個人的には、まずは筋トレだと思うよ。
最後に両親。
どんな日も頼めば必ず弁当を作ってくれた母。
応援するだけなのに審判より早くグラウンドに到着し、試合後にはいつも寸評をLINEで送ってくれる父。
野球がある僕にいつも生活リズムを合わせ、環境を整えてくれました。感謝してもしきれません。本当にありがとう。
こうしてブログを書いてみると、僕の人生は常に野球と共にあったのだと改めて思います。
そして、今の僕があるのはこれまで支えて下さった全ての方々のおかげです。
本当にありがとうございました。
リーグ戦も残り数試合。
悔いのないように、全員で走り抜けよう!!
次回は藤原啓くんです。
いつも提出物の期限を守らないため、マネージャーが手を焼いている藤原くんが期限を守って原稿を提出することができるのか!?
てゆーか、そもそも次は本当に藤原の番になるのか!?
次回のブログリレー、必見です!!