硬式野球部マネージャーの窪島です。今週は、10月21日(土)と10月22日(日)に行われた工学院大学との2試合についてお伝えします。
まずは土曜日の試合から。この試合、これまでとは大幅にオーダーを入れ替えて臨みました。下記がその打順。スターティングメンバーこそ今までと同じですが、1~5番に変化が見られます。打順変更は実ったのでしょうか??
1 遊 田中
2 指 中村
3 三 小林
4 一 杉山
5 二 助川
6 左 髙野
7 右 渡邉
8 捕 吉川
9 中 昼間
投 小杉
先発投手は小杉(都市基盤環境・2年)です。1回表、2アウトをとってから3番打者に四球を与えてしまい2死一塁。ここで4番打者を迎えましたが、バウンドの難しいサードゴロに小林(経済経営・2年)が上手く合わせて3アウト。初回を無失点で切り抜けます。
そして都立大の攻撃。1アウトから、2番中村(理学療法・3年)がセンターへのヒットで出塁。続く3番小林の打球は一二塁間へのゴロでしたが、セカンドの送球が逸れて1死一、二塁となります。
ここで、打席には4番の杉山(作業療法・1年)。杉山は初球から手を出していきましたが、打球はセンターへの高いフライ。二塁ランナーの中村はタッチアップで三塁へ進み、一塁ランナーの小林も判断良く進塁して、2死二、三塁となりました。
このチャンスで5番助川(数理科学・4年)に回ってきましたが、結果は空振り三振。先制点を奪うことは出来ませんでした。
この試合、両軍先発投手の熾烈な投げ合いとなりました。小杉は3回表に三者連続三振を奪うなどの好投。4回表には先頭から二者連続の四球を与えてピンチをつくってしまいましたが、後続を打ち取って得点は与えず。5回にはこの試合初めてのヒットを許し、2死二、三塁とまたしてもピンチを迎えましたが、フルカウントまでもつれた末、2番打者を空振り三振にしとめ、スコアボードに0を並べ続けます。
一方、都立大打線も相手投手に大苦戦。初回以降はランナーを二塁に進めることすらできず、5回までに10個の三振を奪われるという苦しい展開でした。
そして迎えた6回表、先頭の3番打者に初球を叩かれ、センター前へのヒット。無死一塁で迎えた4番打者は初球からバントをしてきました。キャッチャーの吉川(放射線・2年)が処理して一塁に投げましたが、これが悪送球となってしまいます。ボールが転々とする間に、一塁ランナーは一気にホームへ。先制点は工学院大学に入りました。
その後、5番打者に送りバントを決められ、1死三塁のピンチ。6番打者の打席で、2ボール1ストライクから相手はスクイズを実行してきましたが、バットに当てさせず空振りを奪い、飛び出してきた三塁ランナーを殺して窮地を脱しました。
6回裏、1アウトから小林がレフトへのヒットで出塁し、ワイルドピッチで二塁に進んだものの、後が続かずまたも無得点。反撃の兆しは一向にやってきません。
小杉は6回に失点したものの、その後は完璧な投球をみせました。結果的に9回まで139球を投げて完投。今季ベストピッチと言っても良かったかもしれませんね。
小杉悠日(都市基盤環境・2年)は9回完投1失点というピッチング
この日、打線は相手投手の前に沈黙しました。7、8回もランナーを出せず、9回2アウトから助川がレフト前ヒットで出塁したものの、最後は6番髙野(電子情報・3年)がファーストゴロに倒れてゲームセット。完封負けを喫しました。
打ったヒットは5本、四球は1つ。三振の数は14個と、攻撃面では完敗に近い結果でした。今回も相手のエースを打ち崩すことができなかったのですが、優勝を目指す以上はこれではいけないわけで... 相手が良いというのは何の言い訳にもならないわけですが...
ブログは後編に続きます