ブログリレー9人目はキャプテンの須田 洋紀さんです。
ブログリレー
東京都立大学 経済経営学部 経済経営学科 経済学コース4年の須田洋紀です。
まず初めに、日頃より東京都立大学硬式野球部を応援してくださっているOB・OGの皆様、大学や連盟関係者の方々、野球用品店の方々、保護者の皆様に感謝申し上げます。学生主体の活動ができていること、コロナ禍でも野球ができていることは皆様のご協力によるものでございます。ありがとうございます。
私の大学野球を振り返ってみました。
自身のことについて書くのは、なかなかない、いい機会で、難しかったです。
・入部のきっかけ
これまでとは異なる学生主体の野球ができると思い、入部しました。幹部代を経験した今、考えることが多く、これはこれで大変だと感じますが、野球を多方面から楽しめると思いました。
また硬式野球部に入部したのはキャッチャーが少なく、出場機会に恵まれるとも考えました。今思えば、中学校で初めてキャッチャーをかじり、その経験が高校で気が付けば、キャッチャーになり、レギュラーとして試合に出場できたことに繋がり、大学で野球を続ける大きな要因になりました。
(こう考えると幸運の連続にほかなりません。人生わからないものです。目の前のことに真摯に取り組むことも大切かもしれません。)
・主務
入部直後に、主務を務めることになりました。理由は、同期のメンツを考えた際に、どのみち私がやることになると感じたからです。
ただ、貴重な経験になりました。仕事を通じて、本当に様々な方々に支えられて野球ができているということを痛感しました。学生課の方や野球用品店の方、体育棟で管理をしてくださる方、様々な方と接する中で、野球というスポーツの奥深さを多角的に感じることができました。
(マリオの方に認知されるようになったこと、ポイントが貯まることは非常にうれしいです。ただ、お遣いも多かったです。)
・トレーニング
1年生の時にウエイトトレーニングに目覚めました。先輩方に教わりながら、当時159cmだった(現在は160cm)小柄な体格によって生まれる差を埋めようと奮闘しました。気づけばコロナ禍で全体練習がない時にも、ジムに通うようになり、スクワット・デッドリフトともに体重の3倍の重量を扱えるようになりました。
(ただ野球に活かされたかといえば別問題なところもあります。なかなか難しいですね。)
・キャッチャー
キャッチャーを務めましたが、下手でなかなか上手くいきませんでした。そもそも大学に入り、ボールがまともに取れず、ワンバウンドも止められませんでした。多少上手くなりましたが、今もパスボールはするし、盗塁は刺せません。ただ、怪我なく、出場を続けてこれましたが、先日の試合で怪我をし、フルイニング出場も途絶えました。
(こう振り返ると頼りないキャッチャーを抱えたチームは大変だったと思います。本当にチームメイトに支えられていると感じます。)
・思い出
一番の思い出は3年生の秋季リーグ戦優勝です。4試合を終えて2勝2敗で、どうなることかと思いましたが、連勝を重ね、優勝することができました。入れ替え戦で負けてしまったことが悔しいですが、間違いなく野球人生で最も大切な試合でしたし、いい経験になりました。
・キャプテン
紆余曲折に紆余曲折を重ね、キャプテンになりました。正直、一個下の代の方から自分の名前が挙がった時は驚きました。部員皆とコミュニケーションがとれることから推薦されましたが、思ってもみませんでしたし、これからやっていけるのかと思いました。
しかし同期のみんなに支えられ、なんとかやってこれました。ほんとにありがとう。
・まとめ
ここまでつらつらと今までを振り返ってみましたが、これまでの経験はこれから歩んでいく人生によって意味づけされていくのかなと感じました。様々な目標を立て、努力してきましたが、すべてを理解するのは難しかったです。今はわからない都立大硬式野球部での経験の価値をこれから感じていきたいと思います。
ここからは皆様に申し上げます。
・家族のみんな
野球というスポーツに出会い、勉学・就活に励みながら続けてこれたこと。アスリートとして不可欠な食事、睡眠を支えてくれたこと。小さいころから試合をたくさん観に来て、応援してくれたこと。ありがとう。これからもお世話になります。
・先輩方
まず私の知らなかった野球をたくさん教えていただきました。ベンチワーク、配球、トレーニング、バッティングなど目から鱗でした。また野球にとどまらず、勉学のこと、就活のこと、人との接し方、言葉遣いなど人として成長する種をたくさんくださいました。ありがとうございます。これからも都立大硬式野球部をよろしくお願いいたします。
・同期のみんな
みんな優しかったです。優柔不断な自分をいろんな角度から突っ込んでくれました。これから長い付き合いになることを期待します。飲めないのは許してね。
・後輩たち
都立大硬式野球部は野球だけにとどまらない潜在的な能力が大いにあります。学生主体の部活動であるからこそ、様々な形に変身可能なチームです。知恵を出し合って、いい組織をつくっていってください。
今、チームは最下位争いをしていますが、必ず2部残留を果たしたいと思います。
頑張ろう!
最後に私の大切にしているメーソン・クーリーのあの言葉を紹介したいと思います。
「それもいいじゃないか」は、おもしろい人生のスローガン。
様々なことを否定せず、いろんな立場になって物事を考える姿勢はこれからも大切にしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。拙い文章でしたがご容赦ください。
次回、最後を飾るのは、市岡広大監督です。
お楽しみに!