東京都立大学硬式野球部 副将を務めます関口勇人(人文社会学部・2年)です。
先日4年生の引退試合が行われました。野球の試合だけでなく、レクリエーションとしてバスケやフットサルなども行い、4年生らしい最後の雄姿を目に焼き付けることができました。噂によると、グラウンドでの逃走中も計画されていたとか。形に囚われないところが4年生らしくて大好きです。松尾前監督、小林前主将をはじめとする4年生のみなさん、大学野球お疲れ様でした。
そして、本当にお世話になりました。ありがとうございました!

秋季リーグが終わって、本格的に新チームが発足しました。我々都立大野球部は外部から監督やコーチを招いているわけではなく、全て選手で運営しています。そのため、強力な組織を運営するためには選手間のコミュニケーション、学年を超えた風通しの良さが必要不可欠です。幹部である3年生におんぶにだっこではなく、私達1・2年生も主体的に考え、自分事としてチームの運営に全員が携わっていけるよう意識していきたいと思います。
さて、今週で年内の活動も終わりということで、今回のブログは「1年を振り返って」というテーマでお話ししていきたいと思います。
私個人としては、今年の春リーグ、秋リーグ共に振るわず、悔しい1年となりました。試合に出させていただきながらも結果を出すことができず、自身の技術、メンタルの弱さを痛感した1年でした。特に感じたのは勝負所での弱さです。終盤1点を争う場面、チャンスでの打席での凡退、タイムリーエラーなど、ここぞという場面での詰めの甘さが露呈した1年でした。原因は普段の練習の1球に重みを感じられていないことだと考えます。「試合のための練習」をするという当たり前のことを徹底し、常に目的意識を持ち、プレッシャーをかけながら練習をしていきたいです。
チーム全体については、自分が偉そうに話せる立場ではないですが、自分も含め、都立大野球部には泥臭さが足りていないと感じました。ベンチの雰囲気やグラウンドに立った時の振る舞いなど、ワンプレーに対する、また勝利に対する執着心を、全員がもっと前面に押し出すことができるのではないかと感じます。根性論と捉えられてしまうかもしれませんが、その勝利に対する気持ちが雰囲気を作り、試合の流れを変えることは大いにあると思います。特に私達1・2年生がもっと当事者意識を持って「俺が引っ張っていくんだ」というような図々しいぐらいの熱さを持つことが、全員が勝利に向かうために必要だと思います。私は技術が未熟なので、気持ちだけでも、と声や振る舞いで内野を、チームを引っ張れるように意識しています。もちろんプレーでチームを引っ張らなければいけませんが、調子に左右されない振る舞いだけは、どんな状況でもチームの見本となれるよう努めていきたいです。
いくつか偉そうなことを言ってしまいましたが、私は他人の心配よりも自分の心配をしないといけない立場です。個人の成長がチームの成長に繋がることに加え、結果を残していれば言葉にもっと説得力を持たせることができるので、とにかく自分の結果を追い求めてこの冬は自分を見つめ直し、自信を持って来季に臨めるよう過ごしていきたいと思います。
最後に、宮下さんブログ活動を始めてくれてありがとう。私は他大学野球部のSNS等を見て広報活動を「やってみたいな」と漠然と思っていたのですが行動力がありませんでした。しっかり考え行動に移してくれた宮下さんに感謝です。きっかけを与えてもらったからには広報活動も精一杯頑張っていきたいと思います。都立大野球部の公式X、公式Instagramも随時更新していきますので是非ご覧ください!!
お読みいただきありがとうございました。次回の投稿もお楽しみに!


