前回まで2人の想いをつづってきたブログリレー。
第3回目の今回はマネージャーとして選手を支えてきた、4年マネージャー染宮なつみ(日比谷高)です!
胸に抱いてきた想いを最後まで読んでいただけると嬉しいです!
こんにちは。
マネージャーを務めさせていただいております、4年の染宮です。
一昨日のvs東洋学園大学戦は、学芸戦に続き、非常に悔しさの残る試合となってしまいました。
3回表に先制点を奪ったもののその裏に同点となり、その後は堅実な守備と藤田の好投で得点を与えず、しかしなかなか出ないヒット・・・
淡々と試合は進み、ハラハラしながら迎えた9回。四球で出塁したランナーを着実に進められ、最後は内野のエラーでのサヨナラ負け。なんともやりきれない気持ちでありました。
ただ後ろを向いているばかりではいい方向には進みません。今シーズン、まだあと6試合あります。この悔しさを忘れずに明日のvs日大生物戦に先日の悔しさをぶつけ、勝利できればと思います。
さて、続いては私がマネージャーとして取り組んできたこと、そして今感じている想いを記させていただきたいと思います。
今思えばあっという間の3年間でしたが、入部してから今まで首都大野球部で過ごしてきた日々はとても濃密なものでした。
「よいマネージャー」とは、どんなマネージャーなのか。
3年間、自分に問い続けてきました。はじめは、先輩マネージャー方の背中を見て、ただただ尊敬するばかりでしたが、自分もいずれ最高学年となって後輩をまとめる立場になるのだと思い、先輩の行動を見て、またお話を伺うことで必死に吸収しようとしていました。
気付けばあっという間に最高学年となり、会計を任せていただき、責任感を感じるだけではなく、新しく見えてくるものもたくさんありました。
引退まで残り約1カ月をきった今、果たして私は「よいマネージャー」になれていたのか・・。その答えはまだ出てません。
しかし自信をもって言えるのは、首都大学東京硬式野球部マネージャーとして、誇りをもっているということです。たとえ客観的に見たら裏方の仕事でも、みんなが練習・試合に専念できるように自分に何ができるのか考えて行動したことで、自分が成長できたと感じます。
部に貢献できていたかはまだわかりませんが、部員のみんなに少しでもそう思ってもらえていればうれしいです。
選手の頑張っている姿を一番近くで見ているからこそ、たとえ自分はプレーをしていなくても試合で勝てば心の底からうれしく、負けてしまったら選手と同じように悔しい思いがあふれてきます。こんな気持ちは、3年間この首都大野球部でマネージャーをやっていなければ、絶対に味わえなかったと思います。
私自身、2年時からキャンパスが変わったため、授業期間中は平日の練習に参加できなくなり、チームの様子・選手の様子を1週間ごとにしか知ることのできないもどかしさを常に感じていました。
しかしそれでも、部活に行ったときにはたわいもない話もしてくれる部員のみんな。小さなことかもしれませんが、私にとってはそれが大きな支えでした。そんなかけがえのない仲間を持てたことが、何よりの幸せです。
最後に高校からやっているマネージャーを大学でも続けるといっても、ただ背中を押し、支えてくれた両親。お忙しい中応援に来て下さる保護者の方々。そしてOB・OGの皆様には心から感謝申し上げます。
残りの6試合も最後まで全力で戦い抜きますので、応援よろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
◎次回の春季リーグ戦◎
5/3(火) 10:30∼ 第5戦vs日本大学生物資源科学部
(日本工業大学野球場)