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2023

陽気発処 #30 ~全浦和野球団戦、OB戦~


 今週は、11月18日(土)に行われた全浦和野球団とのオープン戦と、OB戦について振り返っていきます。この試合が今年最後のオープン戦となったのですが、最終戦を勝利で飾ることはできたのでしょうか...



 先攻は全浦和野球団。都立大の先発投手は佐々木(理学療法・1年)です。佐々木は先頭打者から空振り三振を奪うと、後続も打ち取り、三人で初回を終えます。


 その裏の都立大の攻撃、1番昼間(生命科学・3年)が四球で出塁すると、2番髙野(電子情報・3年)、3番田中(環境応用化学・2年)も四球を選び、いきなり無死満塁とします。4番の小林もフルカウントからの6球目を見極めて、押し出しの四球で先制点を奪いました。

 続く5番杉山(作業療法・1年)もストレートの四球を選んで2点目が入ったところで、相手は投手交代。

6番赤沼(化学・3年)はショートフライに倒れ、1アウト。7番吉川(放射線・2年)は2ストライクからの3球目をレフトへ運び、これが犠牲フライとなってもう1点を追加しました。

初回は相手の制球の乱れにつけこみ、打者一巡の攻撃で3点のリードを奪います。


 続く2回裏、初回に続いて1番昼間が四球で出塁すると、次の髙野の打席で初球からスタート。キャッチャーの二塁送球が逸れる間に、昼間は三塁を陥れ、無死三塁とします。髙野は6球目を引っ張り、ライトへの犠牲フライで三塁ランナーが生還。これでスコアは0-4。


 3回まで佐々木は一人の走者も許さないパーフェクトピッチングを続けます。


そして迎えた3回裏の攻撃。先頭の5番杉山がショートのエラーで出塁すると、続く赤沼は2球目を右中間へ弾き返し、これがタイムリー三塁打となります。その後、7番、8番が打ち取られて2死三塁となりましたが、9番鯨井(経済経営・1年)がタイムリーヒットを放ち、この回2点目が入りました。


 佐々木は4回に初めてのランナーを許しましたが、得点を与えることなく、4回無失点の好投でマウンドを降りました。


 そして4回裏、先頭の1番昼間がこの日3つ目の四球で塁に出ると、すかさず盗塁を決めて、得点圏を演出。2番髙野は一二塁間をぬけるヒットを放ち、二塁ランナーの昼間を帰します。

 3番田中も四球で無死一、二塁となり、続く4番小林のタイムリー三塁打でもう2点を追加。さらには、5番杉山にレフトへの大学初ホームランが飛び出し、この回5点を奪いました。


ホームランを放った杉山耕太(作業療法・1年)


 5回表、都立大のマウンドには2番手渡邊(建築・1年)が上がります。渡邊は先頭打者にヒットを許しますが、続くバッターの打席でキャッチャー吉川が盗塁を刺し、ピンチを広げず。最後は7番打者を空振り三振に抑え、見事無失点で切り抜けました。


ここまで毎回をしていた都立大打線でしたが、5回は2番、3番が打ち取られ、2アウトからエラーとヒットでチャンスをつくったものの、最後は6番赤沼がセンターフライに打ち取られ、この日初めての無得点となりました。


 6回表からは永谷(情報科学・2年)が登板。永谷は6回、7回を投げ、打者6人を完璧に抑える投球をみせました。


 8回表には4番手として坂本(情報科学・1年)がマウンドへ。しかし、先頭の5番打者にライトへの長打をあび、無死二塁のピンチ。続く6番打者はセカンドフライに打ち取りましたが、7番打者への2球目がパスボールとなり、ランナーは三塁へ。7番打者との勝負はフルカウントまでもつれた末、6球目をライトに運ばれて1点を失います。

 その後、2死一、二塁となって迎えた1番打者にもタイムリーヒットをあび、この回2点を奪われました。


 都立大は8回の攻撃を3人で終え、最終回へ。続投した坂本は2アウトまで簡単に奪いましたが、6番打者のファーストゴロのベースカバーにミスが出て出塁を許すと、四球とデッドボールで2死満塁。最後の最後にピンチを迎えましたが、9番打者を空振り三振に抑えてゲームセット。今年最後の対外試合は、2-11で都立大が勝利しました。


8回、9回に登板した坂本慎之介(情報科学・1年)


序盤は相手の制球の乱れがあったものの、チャンスをつくって要所でヒットが出たところが良かったと思います。しかし、5回以降に1点も取ることができなかったので、この試合の反省点といえばそこになるのでしょうか。


 さて、普段ならここでお終いですが、このオープン戦の後にOB戦も開催しました!


OBチームの様子


 コロナ禍で3年間実施されなかったOB戦ですが、今年は何とか開催することができました。今回OBとして試合に参加してくださったのは、昨年度に卒業した須田洋紀さんと竹岡和洋さん。2018年度卒業の吉田哲也さん、1984年度卒業の坪井俊哉さんと関根弘太郎さんの5人。また、試合に出場することはありませんでしたが、観戦に来てくださった方々もいて、OB(一部引退組含む)と現役部員との楽しい試合になりました。

 コロナ前に比べると、昔のようなOB戦の盛り上がりにはなっていないのかもしれませんが、これから段々と戻っていくと良いなと思います。


 OB戦の後は、南大沢駅近くのお店での激励会を開きました。初めてお会いするOBの方々も多かったのですが、有難いお言葉をたくさんかけていただき、開催してよかったと思えるような時間になりました?

 応援してくださる方々のためにも、来季は良いご報告ができるようにしていきたいところです。


OBの方々との記念撮影?


それではまた来週~


執筆者 東京都立大学硬式野球部

マネージャー 窪島一真(人文社会学部人間社会学科・3年)


硬式野球部へのご連絡は、東京都立大学硬式野球部メールアドレス(tmubbc@gmail.com)までお願いします!

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