す先日は応援ありがとうございました。お陰様で弊部はここ数十年負け続けていた東京学芸大学から白星をあげることができました!
さて、今回のブログリレーは学年唯一の健康福祉学部の渡辺祐之介さんです。
こんにちは。私は首都大学東京健康福祉学部放射線学科4年生で、投手の渡辺です。
始めに、日頃より首都大学東京硬式野球部を応援、支援してくださっているOBや関係者皆様に感謝申し上げます。
また、一緒にプレーをしてきた先輩や後輩、同期の仲間たち、何より自分をここまで育ててくれた両親にもこの場を借りて感謝の意を伝えさせていただきます、ありがとう!
自分はこのブログリレーを書きたくない!引退がまた一歩近づく気がするから。
そんな冗談はさておき、恐縮ですが自分が入部に至った経緯を説明させていただきます。自分もW佐藤同様に、入学当初は大学で硬式野球をすることは考えていませんでした。しかし、部活動紹介の場にお邪魔した時に、1つ上の学年のキャプテンから、泥臭く野生感溢れながらにして、大学で野球をすることに対する素晴らしさを説かれた時、高校時代の悔しさを思い出しました。加えてこれだけの情熱を持った人と野球をしたいという思いから、大学でもう一度本気で野球をしたいという念に駆られ、入部を決意しました。
突然ですが高校時代の悔しさ、と前述しました。それについてお話させてください。自分は高校三年生の時、夏の大会3週間前に手術を要する骨折をしました。医師には全治半年以上で、もう動かない可能性もあると言われ、絶望しどん底にいました。そんな時、高校時代の恩師である監督は手を差し伸べてくださり、大切なことを教えてくれました。「逆境を生き抜く」という事の大切さです。
自分にとってみれば、野球部への入学は、様々な面において逆境でした。自分は健康福祉学部所属のため、2〜4年次は荒川キャンパスに移動となり、基本的に長期休みや祝日休みがない限り週末のみの部活参加。加えて、そのせいもあって先輩に健康福祉学部所属のプレーヤーがいないため、先のことは、何も分かりませんでしたでした。実際やってみて感じたのは、練習に多く参加できない自分のコンディショニングはもちろんですが、仲間からの信頼感を得ることの難しさです。唯一の部活参加の機会である週末ですら、試合で練習もままならないことも多々あり、平日にトレーニングをしても、もちろんそんな事は他の部員には伝わらないし、むしろ怠慢しているくらいのことを言われることもありました。それでも、あの時の教えから、挫けずここまでやってこれました。
結果として、もがき苦しみながら全力を尽くしたものの、実力と努力の不足によりレギュラーを勝ち取ることが出来ませんでした。成績を残し、自分が健康福祉学部の後輩の道しるべとなれれば、良かったのですが、それは叶いませんでした。心残りではありますが、健康福祉学部の部員として、可能な限り残せるものは残し、伝えることは伝えてきたつもりです。秋リーグまで少しでも長く大学野球を続けたい気持ちはありますが、卒業研究はもちろん、国家試験があるため、潔くこの春リーグをもって引退したいと思います。
最後になりますが、現在のリーグ戦は4勝3敗1分です。
『最高の成績を残す』
最高の仲間である同期達と誓ったこの目標達成の為に、残りのリーグ戦に尽力したいと思います。
ご拝読ありがとうございました。